116人が本棚に入れています
本棚に追加
いよいよホテルの部屋へ入る。
受付で店の名前と何分コースかを言って部屋のカードをもらう。
八木店長に説明は受けていたもののしどろもどろになってしまった。
重いエレベーターの扉。
うす暗い廊下。
男と女のすえたような匂いがする。
ドアを開けると、さあどうぞと言わんばかりにベッドが置かれてある。
ここがラブホテルか…。
客は慣れたように靴を脱ぎ小さなソファーに座る。
私は後に続いた。
あ、店に電話しなくちゃ…。
「もしもし、舞です。○○ホテルの○号室です。」
「はい!60分頑張ってね~☆」
頑張れ?
頑張るもんなのか?
知らない わからない
もう、、どうにでもなれ…
最初のコメントを投稿しよう!