第1話―告白

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  「お前…あの子の事となると別人だよな。いつもなら学校もめんどくさいってサボってたくせに…最近は毎日登校してるし」    「陵華ちゃんを見る為なら学校でも何処でも俺は行けるぜ!」    うんうんと自信満々に宣言する―。   「お前がそこまであの子に惚れた理由って何?」   疑問に思っていた事を聞いてみた――   「それは…お前でも言えねぇかな…」   照れながら頬をかく。   「…まっ、いいけど」   無視して本に目をやる…。   「自分から言っといて何だよー」   少しふてくされる。  
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