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「以外と仲良くなってるねー」
二人の様子を見ているナカムーが呟いた。
「でも、あの前原哲だよ?陵華に何か合ったら…」
心配しているチー。
「だねぇー…心配になって来た。大丈夫かなー?」
二人は、心配しながら二人の様子をずっと見ている――
学校を出て狭い路地を歩く陵華と哲。
「哲先輩は、家こっち方向何ですか?」
「あ…あぁ。そうだよ!だから陵華ちゃんを家まで送る」
「そんな…私なら大丈夫ですから!」
慌てて手を振る。
「もう、夕方だしこんな狭い路地を一人で歩かせる訳にはいけねーよ!大丈夫」
哲の言葉に、陵華は甘える事にした。
「哲先輩って優しいですね」
「俺は、別に…!」
照れた顔を見せない様にそっぽを向く――
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