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「じゃあ…私すぐそこ何でここまでで大丈夫です!今日はありがとうございました」
曲がり角に来ると哲の前に立ちお辞儀をする―。
「俺こそ、ありがとな!」
哲が手を振ると陵華も手を振り曲がり角を右に曲がる…。
陵華を見送り哲は来た道を戻って行く…。
学校の校門では学人が帰ろうと校門を出た時…先に帰ったである哲が左側から歩いている―
「あれ、お前帰ったんじゃねーの?」
「帰ってねーよ…」
少し照れながら学人の隣を歩く――
「お前、桜井さんを送って行ったんだな」
何かを察して哲の顔を見ずに呟いた。
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