第1話―告白

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  「じゃあ…私すぐそこ何でここまでで大丈夫です!今日はありがとうございました」   曲がり角に来ると哲の前に立ちお辞儀をする―。   「俺こそ、ありがとな!」   哲が手を振ると陵華も手を振り曲がり角を右に曲がる…。   陵華を見送り哲は来た道を戻って行く…。   学校の校門では学人が帰ろうと校門を出た時…先に帰ったである哲が左側から歩いている―   「あれ、お前帰ったんじゃねーの?」   「帰ってねーよ…」   少し照れながら学人の隣を歩く――   「お前、桜井さんを送って行ったんだな」   何かを察して哲の顔を見ずに呟いた。  
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