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「お前は、強いんだよ。他の高校の不良もお前を目の敵にしてるぐらい何だからな…」
「そんなんじゃねー」
「けど、絶対に他の奴らを巻き込むのだけは止めろよ?哲は、自分からは手を出す事はしねーからアイツらはお前の周りに居る人達を巻き込むんだから…」
声を低くして話す学人。
「分かってるよ…」
そんな学人の気持ちに答える様に哲も真剣な表情を見せる…。
「あれ、哲先輩じゃない?」
ナカムーとチーも学人と同じくらいに校門を出ていた――
「本当だー。でも、陵華は居ないね?」
「どうしたんだろう?」
陵華が居ない事に違和感を感じて…勇気を出して二人は哲と学人に近寄った――
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