第1話―告白

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  「コイツは、不器用で純粋で馬鹿だからさ!」   「おい!そこまで言うか!フツー」   二人がふざけてる姿を不思議そうに見つめる。   「何か…哲先輩思ってたより…」   「普通だよね…」   ヒソヒソと二人が話す姿を見た学人が口を開く…。   「良かったら、君達もカラオケ行かない?男二人で言っても楽しくないし」   「えっ!?いいんですか?」   「俺達は、全然構わないよ。なぁ、哲?」   哲に視線を向ける。   「あぁ……」   哲の返事にナカムーとチーが笑顔で喜んだ――   カラオケに向かう途中…哲は一人前をズカズカと歩いているのを確かめて学人が、ナカムーとチーに近寄り哲に聞こえない様に何かを話す……。  
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