第1話―告白

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  ムンムンと照らされる太陽の中…陵華は校舎裏に居た…。   陵華の前で顔を真っ赤にしているのは前原哲…。   陵華は、人生で初めての告白を体験したのである――     「…えっ!?」   今の状況が読み込めない陵華は焦っていた。   「だから…俺と付き合って下さい!」   顔を真っ赤にし哲は頭を下げた…。   「あ…あの…前原哲さんですよね?」   恐る恐る聞く。   「そうだけど…」   頭を上げ恥ずかしくて顔を背ける。  
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