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「あれ……陵華?」
「目、覚ましましたか?哲先輩……」
哲ががっしり陵華の肩を掴み抱き寄せているのを確認して…。
「うわっ!ごめん!」
すぐに陵華から離れる。
「大丈夫です…。それより、哲先輩も大丈夫ですか?」
「俺は、大丈夫だよ。ってか、陵華が何でここに…」
「ナカムーにカラオケ屋居るから来てってメールきたから来て見たら哲先輩が寝てたんで…」
陵華の言葉に哲は三人の仕業だとすぐに気付いた――。
「ごめんな…。迷惑かけちゃって…」
「いえ、大丈夫です!」
ニコリと微笑んだ。
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