第1話―告白

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  哲を起こしてカラオケ屋を出る…。   辺りはもう真っ暗で電灯の灯りが灯されていた…。   暗がりの中、二人は歩く―   「もう、哲先輩は飲み過ぎですよ…駄目じゃないですか?」   「ごめん…皆にビール飲まされてさ~」   苦笑いを陵華に見せる。   「もしかして、ナカムーとチーとカラオケしてたんですか?」    「あ…あぁ…。俺の友達の学人も一緒に」   その時、陵華が哲の前に立ち哲の顔を見つめる。   「今度は…私も…誘って下さいよ…」   恥ずかしがり俯く陵華を愛しく見つめ満面な笑みを見せる。  
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