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哲を起こしてカラオケ屋を出る…。
辺りはもう真っ暗で電灯の灯りが灯されていた…。
暗がりの中、二人は歩く―
「もう、哲先輩は飲み過ぎですよ…駄目じゃないですか?」
「ごめん…皆にビール飲まされてさ~」
苦笑いを陵華に見せる。
「もしかして、ナカムーとチーとカラオケしてたんですか?」
「あ…あぁ…。俺の友達の学人も一緒に」
その時、陵華が哲の前に立ち哲の顔を見つめる。
「今度は…私も…誘って下さいよ…」
恥ずかしがり俯く陵華を愛しく見つめ満面な笑みを見せる。
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