第2話―気持ち

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  哲先輩と学人先輩は背も高く顔もカッコイイのでけっこう女子生徒達が騒ぐのも分かる…。   けれど、不良の二人に近寄れる訳は無い…。   ただ、眺めているだけ…。   『哲先輩…モテるんだろうな』    女子生徒達の騒ぎが聞こえて陵華はふと哲を見つめる。   「あんまり見つめられると食いにくいんだけど…」   陵華の視線に気付いき食べるのを止める。   「ごめんなさい!そう言うつもりじゃ…!」   「別に陵華ちゃんに見つめられるのは嬉しいけどよ…」     二人は、お互い恥ずかしがり真っ赤になった…。   「こいつら何やってんのかな…」   二人の様子に三人は深いため息を漏らす。  
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