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皆が楽しくお喋りをしていた時…。
「哲!」
その声に振り向くと、上級生の女子生徒数人が立っていた…。
「お前かよ…」
女子生徒の姿を見ると哲は無視して前を向く。
「お前って…私に言える言葉かしらね…」
意味深な言葉を呟く―。
「何の用だ…?」
「私はまだ、哲を諦めた訳じゃないから…どんな手を使ってでも貴方を手に入れるわ…。それを伝えたかっただけ…」
不適な笑みを浮かべ陵華を睨み去って行った…。
「哲…アイツはヤバイな…」
学人が、呟いた。
「あの人って誰何ですか?」
「白石麗香(シライシ・レイカ)…俺達の同級生だよ」
学人が答える。
「その人と哲先輩ってどんな関係何ですか?」
陵華が哲に問いかける。
「別に…前までの関係…」
哲は、それ以上何も言わなかった…。
陵華も、それ以上の事を聞く事が出来ず話しは終わる…。
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