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「返事は?断ったの?」
今度は、チーが聞いた。
「断ろうとしたんだけど…。友達からになっちゃった」
ハハハと苦笑いを浮かべる。
「前原哲って言ったら女でも容赦しないって…そんな噂しかないじゃん!陵華大丈夫?」
「でも……」
告白された時に真っ赤になって照れていた哲を思い出す…。
「そんな感じには見えなかったんだよね…一応、大柄で怖かったんだけど…そんなに…」
「そうなの?何か以外だね」
チーが話した時に、陵華の携帯が鳴る。
ポケットから取りスライドさせると『前原哲』と書かれていた。
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