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ある日、学校が終わり俺は親友の翔(しょう)と帰っていた。翔はいつも俺のグチや屁理屈とかを聞いてくれる優しいヤツで、幼稚園の頃からの付き合いだ。
俺たちが帰り道を歩いていると、サラリーマンみたいな格好をした20代半ばの男が俺の前に立ちはだかった。身長は180くらいだろうか。
「邪魔だ、どけ」
俺が言うと、
「キミに話したいことがある」
と返ってきた。
「話ってなんだ。」
俺が少し疑わしげに聞くと
「ここじゃなんだ、場所を変えよう」
と言われたので俺は翔と別れ、男について行った。
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