二章

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屋敷の入り口は様々であり、玄関、裏口、メイド入口、というのがあった。 私はメイド入口から入るとそこには沢山のロッカーがあり自分の名前を見つけるのは案外難しかった。 やっとの思いで自分のロッカーを見つけ、ロッカーを開け中をみるとメイド服が入っていて早速それに急いで着替えた。 メイド服っていっても、メイド喫茶とかのミニスカの服じゃなく、普通のロングスカートだった。 着替え終わると屋敷の説明に従って屋敷の中へ入った。 だがあまりの広さに裕子はまた迷ってしまったのだ。 「なんか、メイドになって早々ヤバイことになりそうなんだけど・・・」 と言った瞬間。 床がガコン!と開いた。 その床にいたのは裕子、 「いゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ガコン!と床は元に戻り、あとは裕子の悲鳴が響きわたるだけだった・・・
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