2人が本棚に入れています
本棚に追加
ようやく弁当を食い終えて、空の弁当箱をカバンにしまった。くだらない長話のせいで、いつもより時間がかかってしまった。余った時間で昼寝をしようと思っていたが、むずかしそうだ。しかも、次は体育だから、授業中に寝る事も出来ない。
『あ~ねみい…サボるかな』
「まだ寝る気かよ!」
横を見ると、アメちゃんも食べ終え、席を立っていた。
「また、明日ね!」
笑顔で言ったアメちゃんがドアに向かって歩いてく。
いつも俺は、その姿をただ見ているだけ…あれ?
「いつまで、見てる気?いい加減諦めれば?」
『…』
最初のコメントを投稿しよう!