新たなる恐怖!

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 「で……なんでこんなイタズラをしたんだ?」  男はとにかく事の経緯を聞いてみる。  最初ただのイタズラと処理してしまったが、冷静さを取り戻せばコレは、そんなレベルを遥かに越してしまう立派な事件だからだ。  「とにかく、警察に連絡せにゃならんし、説明とかもしなきゃいけんから詳しく話を聞かせろ」  そして少年はドクロを見つけてここに持ち込んだ経緯を話す。  「さっき、あっちの砂山で石を蹴って遊んでたんだよ」  それはこの会社の資材置き場の事だ。  「するとね、砂の中に埋もれていた蹴り頃の石を発見して、それをおもいっきり蹴り飛ばしたんだ」  男は少し引いた、知らぬ事とは言えどもそんなモンを蹴り飛ばした日には何が起きるか知れたもんではないからだ。  顔面蒼白になる男を無視して少年は話を続ける。  「それでサイズの割には軽くて、良く飛び転がったソレが気になってね、僕は確認したんだ、そしたら石とは程遠いブツだった訳なんだ」
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