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それでも表情が暗いのは、ご自身の過去。引き受けてきた心染まぬ仕事の故。
間諜まがいのこともあったと聞く。
必要とあらば、我が身を道具に使うこともあったのでしょう。
愛を失い、見せ掛けの愛に身を委ね…
その頃に救いはあったのかしら。
それは、私も変わらない。
気がついてしまった貴方への想い。心の片隅に熾火のように消えることなく残っていた。
忘れることができないのなら、何か他のことをして紛らわせていたい。
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