孤独の季節
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笑いながらも、何かを感じられたのか、親戚筋の小さい会社を手伝うように、お父様が手筈をつけてくれる。 「桃子おばさんの旦那さんのところだ。好きにやってみればいい。」 紹介されたのは、海外の食器や宝飾品などを取り扱う輸入の事業。 学究肌の伯父様は、親から事業を引き継いだもののやる気も経営能力もなく、祥彦さんが入られるとわかると、これ幸いと大喜びで己任を丸投げしてよこした。
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