孤独の季節

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水を得た魚というのは、こういうことを言うのかしら。 事業や経営などといったものからは隔絶された世界にお住みだったのに。 与えられた新しい仕事が楽しいようで、また昔のようにあれこれ話をしてくれる。 帳簿の付け方や耳にしたこともない経済用語を言われても、まったくわからないけれど別人のように生き生きしていく祥彦さんを見るのは嬉しい。 むろん、義父母には散々嫌味を言われたけれど…。
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