あの世とこの世の境目

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「んっ… なんだ?ここは?」 と青年が眼を覚ますと真っ白な空間にいた 「取り合えず寝るか…」 「ちょっ!!寝るか… じゃないよ!! 普通、驚かないかい!?」 と後ろを振り返ると 背中から翼のはえたイケメンの青年がいた… 「いや、むしろその背中の方がビックリだわ」 その青年の価値観は少々、人とは違うようだ 「何か…もういいや… それより犬神 龍くん すまなかった 君が死んでしまったのは僕のミスだ…」 「っ!!何故、俺の名を知っている? それと何故、死んだのはお前のせいなんだ?」 「君の名を知っているのは 一応、僕は神という存在だからだよ 僕のミスは少女が死ぬはずだったのが君になった事だ」 「あの少女は無事なのだろう? なら構わないよ…」
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