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時計をちらっと見ると12時すぎ
「そろそろ迎えに行かねえと」
いつもみたいにまたあの笑顔が見られるだけで俺はウキウキな気分になってついついスキップであいつを迎えに行く。
途中フランシスにあって爆笑されたぜ。
今日もいつもと同じ店。フランシスの経営する系列店だ。
こいつはほんとにここが好きで、俺はいつも連れてきてやる。
お昼が終わった後、しょーもない仕事は部下に押し付けて俺は計画実行のために買い物に出掛けた。
そして準備をしてから帰ってきていつも通り定時に声を掛ける。
「仕事終わっただろ!!飲みに行こうぜ!!俺様の奢りだからよ」
「ふふ、しゃーなしですよ?」
いつも拒否するこいつが今日は
来るらしい…奇跡なのか!?!?!?
まさか、フランシスの力……
あなどれねえぜ。髭野郎。
そして、またコイツの笑顔に殺られた俺。
とりあえず髭のいう通り
高級レストランに連れてくる。
「え、ここに入るんですか??」
「当たり前だろ?何言ってんだよ」
「すいません、無理です辞退します帰ります。」
「おい、ちょっと待てよ!!わかったから落ち着け。」
この展開はフランシスは思い付かなかったみたいだが俺様はわかってたぜ!!!!
深く深呼吸を2回ほどする
「……じゃあさ、俺ん家...来るか?」
「…………ええぇえぇぉぉえぇッッ!!」
「いやいやいやいや;嫌だったら別にいいんだせ!!おう、良いんだよ!!!!!!」
「「…………………………」」
緊張の一瞬
すげえ、びっくりされたのは想定外だ。
俺様もびっくりしちまったぜ
「…別にいいですけど」
「だよな、やっぱ無理だ……ってえぇええぇぇえ!?!?!?」
「…どっかでお酒買っていきましょう!!!!明日は仕事休みですし!!」
「……本当にいいのか?//」
俺様のうちにこいつが……
部屋綺麗にしててよかったぜ。
ほんと俺様タイミング最高だぜ!!
ケセセセっと笑う俺を見て
「もう、わかったからとりあえず早く。寒いです。」
とお前は呆れたように少し笑った。
これから作戦の見せどころだぜ!!!!ケセセセ!!
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