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『........くっ!ベルフェゴール、貴方も魔王のやろうとしている事を分かっているでしょう!!』
ベルフェゴールと呼ばれし者が口を開く
『あぁ、最初から知っていたさ、やはりお前は反対するのかヴァルネス!』
ヴァルネスと呼ばれし者に剣を向け発言する。
『当たり前でしょう!魔王のやろうとしている事は魔界を混沌に陥れる事になることぐらい分かるでしょう!?』
全身に傷を負いながらも発言するヴァルネス。
『分かってないなぁ~お前は今魔王様の力で魔界を統制しているが、まだ反逆組織がいる、魔王様は他界への侵略の為に魔界を真の統一に導こうとしているのだ!ククククさて、そろそろ死ね!!!!』
ベルフェゴールが凄まじいスピードでヴァルネスに切りかかる。
『くっ........がぁーーー』
........ドサッ
ヴァルネスの身体から血が飛び散り消滅する。
『!?消えた?........ちっ、やりやがるぜ幻影のヴァルネス........次やるときはブッ殺す!!!』
ベルフェゴールは地面を蹴り、その場を去った........
~朽ち果てし遺跡~ 『ハァッハァッここまでくれば追っ手は大丈夫ですかね........』
ヴァルネスの傷口から血がでており、かなり弱っている。
『........どうやら身体が限界の様ですね。せめて私の魂を収めることのできる者は........』
震える手で額に手を当て何かを探している。
『やはり、私を取り入れる程の者はいないです...か、........!?この者は!........この者ならば私を取り入れる事ができるかもしれませんね』
(拒絶されれば今の私に抵抗する力は無いですが、この者に頼るしか無いですね........しかし人間に私を取り入れる程の者がいるとは........面白い)
ヴァルネスは微笑みその直後に魂が離れ身体は消滅した........
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