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しばらくして神影はヴァルネスが倒れた遺跡にいた
(ここが、魔界........空気は冷たく空は薄暗い........楽しめそうだ)
『面白い方ですね。楽しんでいるんですか?』
(あぁ、まあな)
神影は微笑み、明らかに楽しんでいるようだ........
ザッザッザッザ
『!?この音は魔王の刺客ですか?ひとまず隠れましょう!』
(........いや、まず戦いに慣れるとしよう、まぁ、そいつらで慣らすとするか)
『........そうですね、どうやらそれほど強い者たちじゃないみたいですし、戦いに慣れておきましょう!』
『オイッ!アンタ等!』
神影が部隊に向け叫ぶ
そして、魔王の刺客、部隊がその声の方に足を止める、その中の隊長らしき人物が前にでる........
『ん~む、見かけん顔じゃのう、貴様何なんじゃい?ガキんちょが~ワシ等の邪魔すんじゃない!ヘヘへ死ぬよ~』
部隊長は剣を抜き神影を睨むが神影は全く恐る様子は無い、むしろ笑っていた........
『良かったよ、その方が俺もやりやすい』
『あ゛あ゛!?なめてんのか?ヘヘヘヘへお前等殺していいぜ』
部隊長は一瞬キレたが直ぐにヘラヘラ笑い出した、魔兵もヘラヘラ笑いだした、一人の魔兵が神影の方に近づき剣を振り上げた『悪いな、ガキ!!』
(ひとまず、応戦を!)
振り下ろされた剣を神影は冷静に避け、横腹を思い切り蹴った........すると、その魔兵の身体は十メートル以上吹き飛んだ........
(へぇ、凄いね、身体能力がかなり向上しているよ)
『やりますね、では武器をイメージして出したい所に力を集めて下さい。』
神影は銃をイメージし手に力を集中させた、すると手の周りに黒いオーラのようなものがだんだんと銃の形になっていき、銃は手の中に収まった。
『はじめから、出来るとは凄いですね........』
『さて、殺そうか!』
『何なんだー!貴様はお前等殺せー!』
魔兵達は神影の元に切り込む........が神影はその場から動かず一撃一撃を相手の頭にヒットさせていた
数は多いが神影には余裕に対処できた........
そして、残るは部隊長だけになった。
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