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「なあ古賀…死んだ熊谷っつうのは、その日に若頭補佐に昇進してたらしい…おかしいよなぁ。昇進祝いにわざわざ余所のシマで飲もうなんて思うか?」
「確かに…取ってつけたような話です。」
「いずれにせよ、あと3日以内に荒井の身柄を本家に差し出さなきゃいかん。俺の処分もそれからだ。」
「…親父…まだ荒井さんがやったのは確定してませんが、とにかく俺、探します!話も聞きたいし…」
「あぁ…荒井は任せた。今は俺は何もする気にならん…古賀…ウチのもんで今頼りになるのはお前だけだ。何かあったら連絡しろ。」
「分かりました。」
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