1599人が本棚に入れています
本棚に追加
中に入った瞬間いい匂いが漂った。多分晩ご飯の準備をしているのだろう。
キッチンを覗くと、母さんと見知らぬ女性が料理をしていた。
きっとあの人が雪ミンの母さんなのだろう。
風音「では、私はこれで」
悠希「え?どこか行くんですか?」
風音「ハイ、お嬢様達を呼ばないといけませんから」
そう言って風音ちゃんはパタパタとリビングを出て行った。
……さてと、雪ミンの母さんに挨拶するか。
悠希「あの~」
「ハイ?…あら、確か悠希君でしたっけ?どうかしましたか?」
悠希「あ、えっと、今日からお世話になるから挨拶をと」
菜月「あらあら、礼儀正しいんですね、よろしくお願いします。私は雪美の母の菜月と申します」
雪ミンの母さん…菜月さんは、綺麗な銀髪を輝かせて頭を下げる。料理をほっといて大丈夫なのか?と思ったけど、母さんがなんとかしてくれて大丈夫だった。
なんなんだ?最近の母親は綺麗な人が多いのか?母さんも年齢の割に綺麗だし、一花さんと吹雪さんは綺麗と可愛いが合わさった感じだし…舞ちんの母さんが気になる。
とりあえず挨拶は済ませたから、リビングに行ってボケーッとしとこう。
最初のコメントを投稿しよう!