プロローグ~新居生活~

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風音「杉原様、お風呂に入られますか?」 悠希「え?あ、じゃあ入ります」 風音ちゃん、いつの間に後ろにいたんだろう?全く気配を感じなかったんだが。 風音「うぅ…私って存在感ないですか?」 悠希「あ!いや、そんな事はないです!」 読心術使えたのか風音ちゃんって。 俯いてしまって、ズ~ンの効果音が良く似合う。 周りの目が痛い……特に母さんの目が。「女の子を落ち込ませやかって…消すぞ」とか言って来そうだ。 風音「じゃあ…着替えを用意してます……はぁ~」 トボトボと落ち込んでリビングを出て行った。 後で土下座しよう。 皆「じ~~~」 悠希「じ、じゃあ風呂入って来るわ」 いたたまれなくなり、その場を逃げるように風呂に向かう俺。 途中でバッタリと風音ちゃんと廊下で会う。俺の着替えらしき物を持ってる。 風音「わぷっ」 こけた。 こけた事により俺の着替えがぶっ飛んで俺の顔面に直撃した。 別に痛くないんだけどな。
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