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美咲「えっと…悠希君悠希君」
悠希「それは俺の楽しみを消す作戦か美咲?」
朱里「悠はA組か、アタシらと一緒だな鈴」
鈴「みたいだね」
どうやら俺はA組になれたみたいだ。見事に楽しみを消してくれたな。
やっぱり小説の力は絶大だな。
メインヒロイン全員が俺と同じクラスになるなんて…誠二のアホもいるけど。
修学旅行は心配ないな。
……ん?
2-A
14番 佐久間 苺
皆「あっ…」
同い年だったんだ、苺ちゃん。
苺「私も悠さん達と一緒なんですね!転校して正解でした!」
苺ちゃんは俺の前にしゃがんでクラス表を見て言った。
どっから現れたんだろうね。
朱里「ひぅ!」
意外にも朱里が一番ビックリしていた。
ビックリしすぎて一瞬で俺の後ろに回った。
ていうか「ひぅ!」だって、結構可愛く感じた。
朱里は可愛いというより綺麗系だけどな。
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