「時は流れまくって始業式の日」

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ところで、転校って……この学校本当にアイドル多いな。 今年梓入ったし、苺ちゃんが転校して来たし。 梓はモデルだけど。 苺「そうそう、瑠流さんも転校して来てるんですよ。三年ですけど」 更に瑠流さんも増えた。 知り合いが多くて嬉しいけどな。 苺「それよりも教室に行きましょうよ、周りには人ほとんどいませんし」 この学校の奴らも、アイドルが花咲高校にいるのが当たり前に思ってるな。さすがに新入生は騒いでいたけど。 誠二「そうだな!行こうぜ我がハーレムよ!」 悠希「いつからいたんだ?」 誠二「最初からいたのに誰も気付いてくれなかった…」 それはそれは。大爆笑だ。 誠二「ひでぇコイツ!心の中で大爆笑してやがる!」 読心術を使うなんて、史上最強にめんどくさいな。 美咲「悠希君の悪口は許さないよ?」 誠二「え?」 美咲が誠二の制服の襟を掴み、ズルズルと引きずって行った。 それに舞ちんと朱里もついて行く。 誠二の断末魔は学校中に響き渡った。断末魔というか、喜びの声に近かったけど。
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