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時は流れて登校中。
梓と苺ちゃんは仕事でいないが、今日は瑠流さんも加わっている。
瑠流さんは陸上部をやっていて(あんまり行けてないが)、朝練とかでなかなか一緒に登校出来なかったけど、今日は仕事も休みで、部活もない為一緒に登校出来たという訳だ。
瑠流「ねぇねぇ悠希君、アレなに?」
悠希「アレとは?」
瑠流「あの校門の前にいる集団」
ちょっと遠くてよく分からない…瑠流さん視力いいなぁ。
目を凝らすと、確かになにかが校門の前にいる。
悠希「もうちょっと近付いたら分かると思いますよ」
近付いてみると、謎の黒いコートを着た集団が佇んでいる。
皆は怖いのか、俺の背中にピッタリ引っ付いている。
俺は盾ですか?
なるべく目を合わせないように横を素通りしようとしたら。
「待て、貴様杉原 悠希だな?」
え?俺だけご指名ですか?
黒い帽子を深く被っていて顔は分からないけど、なんか殺気が凄い出てるのは分かる。
俺なんかしたっけ?
美咲「悠希君、なにしたの?」
悠希「俺はなにも……ん?」
ふと黒い人の背中にある旗が視界に入りそれを見ると、"リア充撲滅委員会"と書かれていた。
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