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そしていつもと変わらず学校に行って、薫ちゃんに萌えて、授業を受けて、お昼に弁当を美少女達(ついでに誠二のバカ)と食べて、SHRをして、雪ミンと皆で遊ぶ約束をして帰宅をする。
歩いて十五分くらいの所に杉原家がある………ハズだったのに……
「危ないですから離れて下さい!」
「まぁ~怖いわね~」
「火の不始末みたいよ」
「しっかりしてそうだったのにねぇ、杉原さんの奥さん」
上から消防士、近所のマダム数人が立ち話をしている。
その話題の中心は……
ゴォォォォッ!
メラメラメラメラ…
燃え盛る我が"杉原家"だった。
美咲達もア然としている。
効果音はメラだが、火の勢いはベギラゴンだ。
雛「…………。………」
買い物から帰った母さんが、口をポカーンと開けて放心状態になった。
雛「………え?」
やっと発した言葉が、この状況を理解出来ないという意味の言葉だった。
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