162人が本棚に入れています
本棚に追加
「なぁ、暖人、俺らも行ってもいいかな?」と孝と亮太が言ってきた。「孝は別に構わないけど、亮太!アンタはダメよ」と舞子が言い放つ!
「何で俺だけダメなんだよぉ」と言う亮太に、「アンタは・・暖人を連れ回した挙げ句、わ、わたしに・・ッて言ったわよねぇ!思い出したら余計に腹立たしくなってきた」。
「ああ、ブスッって言ったことか」この言葉に舞子は敏感に反応する。
「あんなの嘘に決まってるだろ、お前、どっちかと言えば可愛いし・・美人だし」と亮太がしれっと言う。
「わたし、可愛い・・しかも美人なの?」再び舞子がデレモードに突入しだした。
「ダメだよ舞ちゃん、こんな道の真ん中で!」といち早く舞子の身体を揺する綾芽。
「ハッ、いけない、危うく意識が飛ぶとこだったわ。まぁ、いいわぁ、亮太・今回は特別に許したげる」舞子の機嫌が治ったようだ! 「あざーっす」。
「あの、佐野と睦美姉も良かったらどうかな?」と暖人が伺うと、恵子は「家族と出かけるから」と、睦美も「来客があるから」と答えてきた。
「じゃあ、鞄置いて着替えたら、暖人の家にみんな集合ね」と舞子が言うと、「「「はぁーい」」」と返事をして、其々の家に帰って行った。
最初のコメントを投稿しよう!