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ばた足中の茜を呼んで、一度プールサイドで集まる暖人たち。
「おはよう、茜ちゃん。元気にしてた?」と舞子が挨拶をする。
「おはようございます!舞子さん、先日はありがとうございました」と茜が頭を下げる。
「気にしないでいいのよ。それと、さん付けはよして、クラスメイトに成るかもしれないじゃない!ネッ!」
「ハイ・・・じゃあ、えっと・・・舞子・・ちゃん!」
恥ずかしそうに言う茜の姿に(うぅ、不覚にも、滅茶苦茶可愛いと思ってしまった。)舞子だった。
舞子は「泳ぎの練習なら私が見て上げるわ。私、弟たちにも教えていたから、結構得意なのよ!」と言う舞子。
「でもぉ・・」と何か言いたげに暖人の方を見つめる茜に「試しに習ってみたらどうだ?」と言う暖人。
悩む茜に舞子は言う。
「いい、茜ちゃん、練習中のどさくさに、女の子の体を触ったり!エッチな目で見てくるのが男って言う生き物なの!」
「お嫁に行けない体に成ってからじゃ遅いのよ!」
と暖人を見ながら言う。
(俺ってそんなに信用されて無いのかな?)と落ち込む暖人。
「暖人はそんな事しません!それに・・・暖人になら・・その・・・エッチィな事されても・・・構わないです・・・けど」と顔を赤く染めて言う茜。
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