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「凜ー?買い物行くぞー!!」
平助君が私の部屋まで誘いに来てくれた
この世界に来て一週間。
何とかみんなの助けも借りて生活に慣れて来た。
「はぁーい♪今帯を…帯…きゃあ!!」
ただ着物の着付けには慣れずに今も帯を踏んで平助君に向かって倒れ込んでしまった。
私達が初めて出逢った夜
【香紅夜】に頼んで私の部屋から生活に必要な物を持って来てくれたのだけど私の洋服に関しては却下されて代わりに着物を置いていかれた。
この時代に洋服は有り得ないのだろうけど着物が上手く着れないよぉ…
「ばっ///馬鹿凜っ!!早くどけよっ///」
『ご、ごめん///』
平助君を押し倒した状態で考え込んでた私に平助君が痺れを切らせて怒鳴る
ワザとじゃないんだけどなぁ…
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