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玄関には【香紅夜】が持っていた水晶が置いてあり妖が出るとコレが赤く染まり教えてくれるセンサー代わりになる
もう１つは新撰組の皆さんがこの水晶に触れると数時間【東雲の力】が宿るそうだ
出掛け先で妖に出くわすかもしれないので今平助君は水晶に触れて【東雲の力】を宿しているのだ
「行くぞ」
水晶から手を離し玄関を飛び出した平助君を慌てて追い掛ける
平助君の隣りに追い付いて並んで歩く
なんかコレって…
『デートみたいだね』
「でぇと？」
『えっと、恋仲？みたいだね』
『ばっ///馬鹿凜！そんな事ばっか言ってると置いてくからなっ！！』
そう言うが早いか平助君は走って行ってしまう。
そんなに嫌がらなくても良いのに…
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