‡第一夜‡

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相変わらず後を付いて回る沖田さん それに比べて 「りーん、これ潰しちゃって良いんだよな?」 『うん。潰してトロトロになるまで弱火で煮込んでね?』 「トロトロ…弱火…」 平助君は手伝ってくれるから有り難い 金魚の糞(沖田さん)をくっつけながら格闘する事約1時間 野イチゴのジャムと蜂蜜を添えたパンケーキが完成した 「うわぁ~美味しそうですねぇ。一生懸命頑張った甲斐があります」 「総司は何にもしてねぇじゃん」 「いえ。私は凜の護衛をしていたのです」 「…あぁ、そう」 沖田さんの堂々とした態度に流石の平助君も呆れてる とりあえずパンケーキを冷所に置いて夕飯を仕上げる その間に沖田さんがパンケーキをつまみ食いしてたけど… うん。 見なかった事にしておこう。
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