‡第一夜‡

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暫くすると原田さんと永倉さんが帰って来たので夕飯を大部屋に運ぶ この時手伝ってくれるのも平助君 本当に有り難いです 「腹減った~」 「新八、もう少しそっちに寄れよ」 ドカッと座った永倉さんと原田さんの前にお膳を並べると 食べたくてウズウズしてるけどみんなが揃うまで我慢なんだよね 食事は皆が揃ってから 土方さんが決めたルール 確かにみんなで食べた方が美味しいもんね 「手伝えなくてすまなかったな」 斎藤さんが静かに腰を下ろす 『大丈夫です。平助君が手伝ってくれましたから』 斎藤さんも平助君と同様手伝ってくれるんだけど買い物から帰ると斎藤さんの姿がなかった 「総司と土方さんおせぇなぁ」 平助君がぷくっと頬を膨らませながら永倉さんの隣りに座った
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