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湯船に浸かりながら手足のマッサージをしていると生暖かいモノが肩に落ちた
水滴かと思い天井を見上げる
……?
特になんの変わりもない
窓も開いてるし換気もじゅうぶ…ん?
…
……
『い…嫌あぁぁ!!!』
窓から細長い蛇の舌が唾液を垂らしながら窓から侵入して来ていた
慌てて湯船から飛び出ると…
「どうしたっ?!」
土方さんの声と共に浴室の扉が壊れる程の勢いで開けられた
『ひ、土方さん!!』
思わず土方さんに抱き付くと土方さんが抱き寄せ背中に隠してくれた
「妖かっ?!」
土方さんが舌を刀で斬り付けるけど
ガキィン
舌はビクともしない
「チッ…【東雲の力】が必要か」
「「凜!!!」」
少し遅れてみんなも駆け付けてくれるけど
「風呂の裏だ!妖が居る!」
土方さんの叫び声に近くまで来ていた足音達が玄関の方へ移動して行く
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