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着物を着るとゆうよりは巻き付けたとゆう表現に近い形で玄関へと向かうと水晶は血の色のような赤に染まっていた
扉を開け外に出た途端目の前に平助君が飛ばされてきた
平助君の居た方を見ると昼間平助君が倒した妖のかなり大きなものだった
2つの頭を持った蛇…
その1つの顔が1メートル程もある巨体
「クソっ…凜!危ないから中に居ろ!!」
『みんなが戦ってるのにそんな事出来ないよ!』
「コイツは昼間の妖の親玉だ、昼間のヤツとは比べものになんねぇ位強い!お前が怪我したら何にもならねぇだろ!」
平助君が私を背中に隠してくれる
今、もしかしなくても足手まといかもしれない…
『…分かった。下がってるね』
私が玄関の中まで下がったのを見届けると平助君がみんなの元へ駆けて行く。
私にはここで見てるしか出来ないのかな…
みんなと一緒に戦いたい
みんなを守りたいのに…
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