‡第一夜‡

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「お、おぅ。わりぃな、2人に茶の準備させちまって」 引きつり笑顔の土方さんの前に乱暴にお茶を置いた 『最低です』 じろりと睨むと土方さんはバツが悪そうな顔をして目をそらせた 「そうです!土方さん最低ですよ!女子の裸について言いふらすなんて!」 ここぞとばかりに土方さんを攻める沖田さん けど… 『沖田さん覗きにいらっしゃるつもりではなかったですか?妖と同じ様に消滅させて差し上げられたら宜しいのに…』 沖田さんにお茶を出しながら微笑むと沖田さんは目を見開いたあと、正座をしたまま後退りした 『原田さんと永倉さんも一緒に…ね?』 「い、いやぁ…」 「…遠慮しとく」 2人の顔は引きつって私と目を合わそうともしない
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