8人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい、次の質問。走子ちゃんの特技は?」
「特技・・・特技は」
「何でも良いのよ。NGワードさえださなければ」
「そこが難儀なのよ・・・いや、あるわ。私、物真似が出来るの」
「うそ~!」
「それは気になるわね」
「これは、上手いってお墨付きなんだからちゃんと見てなさい
・・・コホン、では
別に、貴女の事なんて全然好きじゃないんだからね!」
「・・・ぐはぁっ!マジはんぱない!」
「いや、なんのマネよ」
「先輩わからないんですか!?誰というか、性格的なマネですけど、これはヤバイですよ!」
「何がどうヤバイのよ」
「ちょっと恥ずかしがってる辺りがそそるんです」
「ねぇ、解説は良いから次いってくれる?結構恥ずかしいんだから。そもそも、これを見て良いのはあ・・・いや、何でも無いわ」
「・・・貴女達、普段一体何やってるの?」
「じゃれて、惚気てるのよ!」
「そう・・・聞いた私が馬鹿だったわ」
「先輩!先輩もやって下さい!」
「何を?」
「だからね!って」
「嫌。それに私はデレないから」
「そんな!?でも、そんなツンな先輩が好きです」
「ねぇ、惚気てないで次いってくれる?」
最初のコメントを投稿しよう!