歩と走子のちょっと気になる話

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「フィルタリング?」 「そう。いかがわしい表現をすると制限がかかったりするみたいなの。その制限がどのくらいの表現でかかるのか。確かに気にはなるわ。このトークがその指標になると、書くときに役に立つでしょ」 「そうだね」 「だから、どの程度までフィルターがかからないのか、私達が際どいトークをしてラインを引くのよ。まぁ、引っ掛かったら、それはそれで、目安になるしね。それにしてもナイスな人選だわ」 「走子ちゃん、何で喜んでるの!そういうのは、ピーチのキジミちゃんに任せようよ~。桃子ちゃんがいれば何だってやってくれるよ!」 「駄目よ。きじみんだと、一頁もあればフィルターがかかっちゃうでしょ。何であの娘にまだフィルターかかってないのかが疑問なくらいだもの」 「そうだけどさぁ。だからって、私達じゃなくても」 「まぁ、良いじゃない。タイムリーで考えずに書けるってところでしょ。そう、あれだけガッツリ文章書いたから、気分転換も兼ねてるみたいよ・・・これ」 「ふ~ん」 「ところで歩」 「何?」 「歩はさぁ、毎晩私の事考えてる?」 「勿論、考えてるよ~」 「私も勿論歩の事を考えてるわ。それでね、そのまま ピーー しない?」 「走子ちゃん!?マズイよ!今ので絶対フィルターかかったよ!」 「えっ!これくらいで?多分、大丈夫よ。そんな事より、するの?しないの?ちょっと気になるわ」 「ねぇ、今、上手い事言ったと思ってるかもしれないけど、全然上手くないからね!」 「そう?で、どうなの」 「そんな事、公衆の面前で言えないよ」 「別に気にする事ないわ歩。この無限に広がるネットワークの片隅で言った事なんて、気にする人はいないんだから。それに今の時代、JKって調べるだけでいかがわしいサイトが万単位で出てくるのよ。それに紛れれば、全く問題無しよ」 「問題ありありだよ!ていうか、走子ちゃん!そういうサイト見てるの?」 「見てるはずないじゃない。たまに歩似の・・・何でも無いわ」 「・・・走子ちゃん」 「・・・だって、何日も会えなかったんだもん」 「・・・あの時ね」
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