~学生なんです~

9/24
前へ
/298ページ
次へ
澤村「ああ。それから、この中で」 俺のセリフは携帯の着信音によって遮られた 澤村「俺のセリフを遮った罪は重いぞぉ!はいもしもし。」 電話をとってからふと思った こっちに来る時、俺は携帯を持っていたか? それに、違う世界にいる俺に一体誰が電話できる? 神『あ、澤村くん?ほら、俺だよ。神様。』 神!でしたか 神『そろそろ異世界にも慣れただろうし、その世界で君が何をするか……教えてあげよう。』 澤村「手短に頼む。」 神『?……君に与える最初のミッションは、パイム学園1‐Aに所属する男子生徒 ライル・オンドゥルに接触しろ。』 澤村「ライル・オンドゥル?そいつなら、さっき手に入れたデータに情報がのっている。」 神『なら話が早い。彼はこの世界の主人公だ。彼に近づき、ライル・オンドゥルの住んでいるアパートに君も住め。』 澤村「ミッションは理解したが、俺は金を持っていない。」 神『大丈夫。そのアパートの大家にこう言え。 俺も異世界から来た…と』
/298ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2197人が本棚に入れています
本棚に追加