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?「うわああああーん!」
?「どうしたのよ、空璃。」
少女は家に飛び込むように入ってくると、泣きながら母親に抱きついた。
?「あのね、あのね!
今日の休み時間にね、みんなでバスケしたの。
そしたら楽しくないって言ってどこかいっちゃったの…。」
久我空璃 小学一年生。
入学する前から兄の影響でバスケを始めた。
母と父も昔はバスケット選手だった。
しかし父は仕事のため、遠いところに行っているので、家にはいつも母と兄と空璃しかいないのだった。
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