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?「空璃。
スポーツってのはね、みんな感じることが違うの。
バスケが好きって言う人もいる。
だけど反対を言うと、嫌いって言う人もいるの。
人は感じることがそれぞれだから、そうなるのは仕方がないこと。
もっともっと頑張って上手くなればきっと素晴らしい仲間に出会えるよ。」
母は空璃を抱きかかえながらそう言った。
空「…ほんと?」
?「本当だよ。
最初は俺にも仲間がいなかったけど、バスケを通じて色んな人に会ってたくさんの事を学ぶんだ。
仲間、本当に信じれるやつとプレーするときは最高に楽しいぞ!」
2階から降りてきた兄・久我 伶雅は不安そうな空璃に笑顔でいった。
空「そっか…!
じゃあ空璃も頑張る!!!」
そう言って泣くのを止め、外へ行き、バスケットボールを触った。
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