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「ねえねえ、楽しい?それ?」
人を見下す目で、そんなことを言われた。友達に。
「ねえねえ、楽しい?そんなわけがわからない厨二病小説書いてて。」
「くっ、楽しいわけないだろ!だいたいこれは罰ゲームで書いているだけだ!」
気づいた人はいるかな?そうさ、さっきまでの小説は俺が書いたんだよ、ちくしょう……。5ページの雑談てきなやつもね。ハハハ……。
「プフッ、7ページとかやる気なくしすぎだろ。しかも阿部さんだし。プフフッ」
さてさて、何故あんなものを書かなければならなかったのかだな……話せば長くなる……きがしないでもない。
そう、あれは……
麻雀で負けました。
で、金がないので罰ゲームってことに。
「…………」
あれ?友人が静かなっている。どうしたんだろうと思って友人を見ると腹を抱えてうずくまっていた。
「おい、どうしたっ!?」
「っ……ブフッ。」
いつのまにか俺は踏んでいた友人の頭を俺は気にしない。
なので後悔なんてするはずかない。ましてや反省もするわけがない。
「死ねよ、マジで死ねよオイ。」
「いや、だって、罰ゲームで厨二病携帯小説スイーツ(笑)なんて書いてさあ。プフッ。ねえねえ、これさあ印刷して学校中にばらまいていい?もちろん君の名前いりね。」
なん……だと……
そんなことすれば俺はスイーツ(笑)作家として学校生活をしなければならないじゃないか。
こんなの天才(笑)ばかりいる学園のポルノ作家並に社会的に死んでしまう。
「やめてくれ、頼むからやめてくれ。」
俺はすがるように友人にせまる。
「ちょっ、やめて。恥ずかしいからまじやめて!わかったからまじわかったから!そんなこともうしないから離れてくれ!頼む。」
そしたら何故かドン引きされた……
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