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「フラフラの脚でどうするつもりだ?」
「歩いて帰ります」
「いくつ駅離れているんだ?」
「五つです」
「馬鹿か…朝になってしまうよ」
「ほおっておいて下さい」
「上司としては、事件にあうかもしれん部下を放置できないな。金貸すからタクシーでも拾え」
「嫌です!部長なんかには恩は受けません!」
「あのなぁ…」
「お金の貸し借りはいけないんですよぉお!!」
「まぁ…そうだな」
そこで妙に彼は納得した。
「じゃあこうしよう…うちにおいで」
そこで、彼はふわりとわらったのだった。
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