4人が本棚に入れています
本棚に追加
妙な恐さが俺を襲う
きっとどうにも出来ない
そう分かってるから。
流れゆく日々に落とされたそれは
案外現実味を帯びない。
触れても機械的な熱しかなくて
実際世界なんて遠い。
それでもお得意の心配性が顔を出す。
ものの見事に遠い世界
その切り離した代償がもし必要なら。
きっとここだって危ない。
妙な恐さが俺を襲う
きっとどうにも出来ない
それだけは分かってるけど
妙な感覚に俺は酔う
きっとどうにもしない
それだけは確かだから
何もかもが無くなる夢を見ても
ふとしたことのほうが怖い。
俺の柄じゃないからなんて言う
実際何もしないんだ。
それでもお得意の楽観視が顔を出す。
幻のごとく遠い世界
神様の忠告をきけなかったなら。
きっと運命はもう決まった。
妙な静けさが俺を襲う
きっとなんにも出来ない
それさえも分かってるけど
妙な恐怖は俺を笑う
きっとどうにもしない
それだけは知っているって
きっとどうにもしない
きっとどうにも出来ない
きっとなんにもしない
きっとなんにも出来ない
きっと
きっと
きっと
何もかも終わる。
階段を上るどうしようも無い。
俺の願いなんて叶えないで。
どうにも出来ない状況で
嘆くなんて出来ないよ。
神様はきっと俺を見て笑う。
自業自得な愚かさを
最初のコメントを投稿しよう!