~プロローグ~

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リビングに行くと、母さんは驚いていた。 それもそのはずだ。 寝坊助の僕が、こんな早く起きたんだから。 「おはよう。今朝は随分早いわね。」 「おはよ。ちょっと目が覚めちゃって。」 「あら、そう。ごめんなさいね、母さんまだご飯作ってないのよ。」 「あ、いいよ。自分で作るから。」 「そう、頼もしいわね。」 そんな会話をして、 僕は食パンを焼いた。 「いただきます。」 熱々のトーストにバターを塗り、一口。 「あぁ、美味しい。」 そして、牛乳を飲んだ。 食事をしながら、テレビを見ていた。 「ん?」 僕の目に不思議なニュースが映った。
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