5月のこと

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全ては君からはじまった 「ねえ、小坂くん。明日メアド教えてもらっていい?」 そう僕に言ってきたのは君の友達の遠藤愛梨だった。 君は愛梨の後ろで恥ずかしそうにうつむいていたね。 この時から僕の恋は始まってしまったんだよ 「うん」 とだけ僕は答えて君と愛梨は去って行った。 ただ次の日に学校で君が話し掛けてくることはなく、君から連絡がきたのはその日の夜だった
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