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「ユイはさ、進路どーすんの?」 もう季節も冬になり、高校3年生のあたしたちの大半の人の進路は確定していた。 「んーまだ迷ってる」 「そろそろ決めないとやべぇーだろ。」 「んー」 生返事!と恭平は頬を膨らませて怒っていた。それを見て、あたしは少し頬が緩んでしまう。彼の仕草や表情は、いちいち可愛い。
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